レーザー脱毛とは
医療レーザー脱毛とは
毛と毛根の色素(メラニン)に反応し、毛根周囲にレーザーの熱エネルギーが集まる事により、毛根を一瞬で破壊するものです。黒い物質だけを破壊するレーザーの波長なので、表皮や周辺組織を破壊することなく治療する事が出来ます。
毛には、成長期、退行期、休止期という毛の生え変わるサイクル(毛周期)があります。メラニンの少ない休止期の毛にはレーザーはほとんど反応しません。その関係で最初の2~3回はレーザー脱毛治療後でも発毛の本数に変化が見られない事があります。永久的な効果を得られるまで平均6~10回前後の医療レーザー脱毛治療が必要です。ただし、個人差ありますのでその方によって必要な回数も異なります。
レーザー治療は最低2ヶ月以上(顔は1ヶ月以上)の間隔をあける必要があります。2ヶ月(顔は1ヶ月)より早く次の治療をしても効果はありません。医療レーザー脱毛治療の痛みは、輪ゴムではじかれた様な痛み、熱さがあります。痛みに弱い方、冷やしてから照射する事も可能ですが、冷やす事によって毛根が収縮し、レーザーの光が届きにくくなる為多少効果が弱まる場合がありますのでご了承下さい。治療後は毛穴周囲に赤みやヒリヒリ感が生じますが、通常数時間~1日以内に消失します。又、ポツポツと小さなカサブタのようなものが出来る場合が稀にありますが自然と消失します。
中央クリニックはメディオスターNeXT PRO(ダイオードレーザー)とエリートプラス(アレキサンドライト+YAGレーザー) の2種の最新レーザー脱毛機を所有しております。これらの機械は医療機関のみ使用を認められているレーザー装置でありエステでは輸入の許可が得られない医療機器です。
ダイオードレーザーとアレキサンドライトレーザーの違いは?
現在医療用のレーザーとして正式に認可が下りているものは以下の二つです。
アレキサンドライトレーザー・・・アレキサンドライトという宝石を用いた医療用レーザー
ダイオードレーザー・・・半導体を用いた医療レーザー
この2つの機種が現在、日本の美容皮膚科や美容外科で脱毛用レーザーとして最も広く一般的に使用されています。つまり、その脱毛効果と安全性を多くの医療機関が認めているということになります。当院はアレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーの2種類の脱毛機器がございます。日本人はユーメラニンの含有量が多いので毛の色が黒くアレキサンドライトレーザーの方が適してる場合が多いです。
エステサロン脱毛とレーザー脱毛の違い
永久的な脱毛効果を出すには、このシステムを破壊する必要があるのですが、この「破壊する行為=脱毛行為」は、法律で定められた医療行為であり基本的に医師のいない医療機関以外でおこなわれることは禁止されております。
したがって、エステサロンで行っている脱毛行為は永久脱毛ではなく、一時的な脱毛処理という事になります。
平成13年に厚生労働省より「用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は、保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反する」と通達が出ました。
優良エステサロン脱毛(脱毛効果のあるエステサロン脱毛)は法律上、存在しません。エステサロンで使用するレーザー機器は電化製品とお考え下さい。
つまり医療免許を持たないエステシャンや一般の誰もが使用できる機器となります。
医療レーザー脱毛(美容外科・皮膚科) | エステ・サロン脱毛 | |
方法 | FDA認可のレーザー脱毛 | フラッシュ(光)脱毛、ニードル(針) |
効果 | 威力が強く、一度の効果が高い | 威力が弱く、一度の効果が低い |
時間・回数 | 少ない回数でOK | 何度も通院する必要がある |
費用 | 通院回数が少ないため、費用が抑えられる | 通院回数が多くなる為、高額となってしまう |
安全性 | FDA認可の医療機器で施術する | 火傷などのトラブルの危険性もある |
痛み | 輪ゴムでパチンとはじかれたような痛みがある | フラッシュの場合は、痛みは殆ど感じないが、少し熱いと感じる程度 |
アフターケア | 医療機関のため、トラブル時にはすぐに適切な処置が可能 | トラブルがあった場合、別の病院に行かなくてはならない |
永久脱毛の定義
永久脱毛とは、永久に毛が生えてこなくなるという意味ではございません。
医療脱毛の永久脱毛における定義を遡ると従来は、米国電気脱毛協会の定義が使われていました。
これは「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であればよい」とされていました。
これに対して、1998年ハーバード大学のグループが新たな永久脱毛の定義を考えて、永久減毛(permanent hair reduction)を提唱します。
これは、レーザー脱毛後に、身体の各部位における毛周期を超える期間において、終毛の数が著名に減少している状態が持続すること、と定義されていて、米国FDA(Food&Drug Administratiom・日本の厚生労働省に相当する政府機関)では、レーザー脱毛装置の認可はこの概念に基づいて行なわれているのです。医療機関で使われているレーザー脱毛機はFDAの「永久減毛」の認可を取得しており米国の公的機関にその効果が認められているのです。
つまり医療レーザー脱毛の永久脱毛とは永久減毛がレーザー脱毛の目標であって、「完全に無毛になり、死ぬまで永久に1本も毛が生えてこない」という事ではありません。
クリニックによる医療レーザー脱毛は『最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法』『終毛の数が著名に減少している状態が持続することが永久脱毛である』
この2つの条件を満たせる脱毛法となります。
脱毛のペース、毛量、毛質、脱毛箇所等によって差が出ることがございます。セット回数での脱毛は、永久脱毛を保証するものではございません。
ただし、実際1クールで数年経っても一本も生えてこない患者様も多いのも事実です。
セット終了後、気になる箇所がございましたら、もう1クールまたは個別に1回ずつ脱毛することも可能です。
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